2005年05月08日

ロマンを求めるべきか、真実を追求すべきか

ナポレオンの死因は胃がん 体重激減で結論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050508-00000018-kyodo-soci

 「毒殺」の方が、私のような後から見ている人間にとっては非常に興味深く感じると思うのですが、いかがでしょう。

 私の中で歴史(過去の時間の流れと定義するべきでしょか?)は常に点で存在しているので、興味のある時代のキーワードには吸い寄せられるようにして引き込まれていきます。この時代、18世紀終わり~19世紀のフランスもそのうちの一つだったり。
 フランス王政が破綻した後、再び帝政を強いたナポレオン・バナパルト一世。その彼も「癌」には勝てなかったということですね。歴史的に名を残した人物は、時にこういった(今では)一般的、庶民的な病気であっけなく亡くなっているのだから不思議です。

 織田信長の伝記を読んだ後、徳川家康の伝記を読んだら衝撃を受けましたし。当時小学生だった私にとってはひどく。
 織田信長の最期が家臣の謀反というある意味ドラマティックさがあったためでしょうか。最後の二章のタイトルは、未だに覚えています。「たいのてんぷら」「その死」。たいの天ぷらの食べすぎかよ、とショックというか呆れたというか、こういう事もあるんだ、と諸行無常を悟ったというか。
 本当にそれが真実だったか、記憶が定かではないのではっきりと覚えていないのですが、死の前のエピソードとしてはあまりに普通すぎて、それもまた衝撃でした。

 ま。歴史にロマンを求めるようだったら大人しく小説でも読み耽ってれば良いだけのハナシってことで。歴史学者の方のように、真実を知りたいと言う方も勿論否定はしませんし、私のような人間でも真実を知りたいと思っていますし。


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Posted by shiorion at 16:17│Comments(0)diary
 
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